溶ける糸と溶けない糸がある
仮性包茎は、特に治療を必要としない症例もありますが、より清潔な状態を保ちたい早漏の症状を改善したいなどの理由で手術を希望する人も多く存在します。
仮性包茎の場合も、他の包茎と同じように手術がわれますが、切開をしたあとには縫合が必要です。
そして、このときにはどのような糸で縫合されるのかも気になるところです。
仮性包茎施術で使う糸は大きく分けて、体に吸収されて溶ける糸と、溶けないナイロン糸があります。
仮性包茎手術の費用がどれぐらいになるのかも気になるところですが、選ぶ治療方法によっても変わります、そして、同じような治療でもクリニックごとに費用は変わりますので、複数のクリニックで比較して相場を知っておきましょう。
使う糸によっても費用は変わってきますが、ナイロン糸のほうがやや高くなるケースが多いとされています。
その理由には、ナイロン糸で縫合した場合は抜糸が必要になるので、その分の費用が上乗せされることが考えられます。
ナイロン糸を選ぶメリットを知る
仮性包茎手術で、溶ける糸を選んでおくと抜糸の必要がなく通院の回数が減らせるというメリットがあります。
とはいえ、吸収されるタイプの糸はすべてなくなるまでに時間がかかり、いつまでも糸がついていると傷に糸のあとが残る可能性があります。
さらに糸が長く残ることで、炎症がおこりやすいともいわれています。
ナイロン糸はやや費用が高くなるともいわれていますが、大幅な差ではありません。
ナイロン糸を選ぶメリットは、傷跡が残りにくくきれいな仕上がりを得られるということがあげられます。
そして、抜糸の際には、治療後の状態を医師に確認してもらえるのも安心感があります。
遠方から治療に訪れているという場合は、通院が難しくなることもあり、溶けるタイプの糸が選ばれることも多くなっています。
仕上がりに特にこだわりがないという場合は、どちらを選んでもよいといえますが、少しでも良い仕上がりを得たい人や治療後のトラブルを防ぎたい人はナイロン糸を選ぶことをおすすめします。
まとめ
仮性包茎の手術では、余分な包皮を取り除きその後にきれいに縫合します。
このときには、溶ける糸と溶けないナイロン糸を選ぶことができます。
ナイロン糸は抜糸が必要になる分、やや費用が高くなる傾向にありますが、大きな差ではありません。
溶けない糸は抜糸の必要はありませんが、糸がなくなるまで時間がかかるので炎症が起きやすい、傷が残りやすいというデメリットもあります。
ナイロン糸は抜糸は必要ですが、傷跡がきれいで目立たないのがメリットです。